ひゃくはいたいけんき〜だいよんかいめ〜
こんにちは!!
今回体験記を書いてくれたのは、、「りーまんさん」です。
つまらなそうな顔のみなさん、こんばんは。
わざわざこんな文を読みにきているのは、過去に100ハイに出たことがある人間か、これから100ハイに出ようと考えている人間か、あるいは俺の暇な知人くらいでしょうか。
「3区のナイトハイクが辛かった!」「仲間たちのおかげで最後まで歩けた!」みたいなのはみなさんもう聞き飽きたと思うんで、ちょっと違うこと話してみます。
まず100ハイの道のりについてです。先の見えない田舎や山道ばかり歩かされる、とよく人は言いますが、見方を変えれば実にフォトジェニックで良い景色がたくさんあるということなので、ぜひたくさん写真を撮りながら歩いてみてください。カメラを持っている人はカメラを携えながら歩くのもいいかもしれませんね。中にはものすごいコスプレをしながら歩く人もいるので、インスタ映え間違い無しだと思います。また、「景色を楽しみながら歩く」というように少し視点を変えて歩くことによって、100キロという距離が少し短く感じるようになるはずです。
次に、100ハイを経たことで俺自身の中に生じた変化です。都会に慣れてしまった自分の足が、「歩く」ということを思い出してくれました。私生活の中で、数個隣の駅に移動する程度なら歩けばいいと思うようになり、そのぶん電車賃がかからずお得になりました。気分のいい日は、東京から舞浜のディズニーリゾートまで歩いてみたり、授業終わりに大学から高尾山の山頂まで歩いてみたりもしました。歩くことの楽しさを再発見できたということが、自分にとって最も大きな変化だったと思います。老後も健康的な生活を送りたいものです。
そして今俺が100ハイについて強く思うのが、同調圧力に屈してはならないということです。100ハイの季節になると毎年必ず聞こえてくるのが、「100ハイは早大生なら出なきゃいけない」という声。俺が100ハイに初めて参加したのは大学3年の時ですが、それまではこの「出なきゃいけない」という強制的な風潮がどうも気に入らず、批判的な目を向けて100ハイを避けていました。実際大学2年の時、100ハイに参加しなかったことによって周囲の知人たちから「弱虫」「チキン」「ださい」「情けない」などと、心無い罵詈雑言を浴びせかけられました。今になって思うのですが、100ハイ自体はとてもいい行事なのに、そういう声のおかげで悪いイメージを持つ人が生まれてしまうのが本当にもったいないです。
自分の意志で歩くということ、乃至それを決定するということ、それが100ハイにおいて何よりも大切なことだと考えています。
これが俺の本庄~早稲田100キロハイク体験記です。
100ハイまで、あと○○日、、‼︎